Football is Juantastic

マンチェスターユナイテッドについて不真面目に紹介するブログです

来シーズンに向けて

~初めに~

皆さんこんにちは。くじらです。

前回のCL Best16の記事を作成してからすぐにこの記事の作成にとりかかるという私にしては大変珍しいことをしております。

読んで下さった方々ありがとうございました。少しでも「へー」と思っていただければ制作者としては満足です。

 

さて、今回はなにを書いていくかというと、タイトルにもかかれている通り来シーズンに向けて補強すべきと思うポジション、フォーメーションに触れていきます。リーグではシティの優勝がほぼ決まっていますし、CLも今のチームでは厳しいでしょう。来シーズンのCL権を確保していただければ今シーズンはそれでいいかと。問題はその来シーズンです。モウリーニョのチームの期限とされている3年目。その時にチームがどうあるべきかの展望を今の状況を踏まえて自分なりの思いで綴っていきたいと思います。

 

~フォーメーション~

まずはフォーメーションの話を先にします。

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これが夏までのフォーメーション、およびメンバーです。4-2-3-1。

改善点①中盤底

ポグバ&マティッチのところです。この2人では(特にポグバをこの位置で使うと)基本守備が崩壊します。その理由として

  1. ポグバの守備はお世辞にも守備が得意ではありません。対人守備はフィジカルとボールコントロールを活かすことでやれていると思います。ただスペースケアはやることの方が少ないですし守備意識も高いわけではないです。そうすると必然的にマティッチやCBのカバー範囲が増え、負担が増したり、数的不利になりシュートまで持っていかれやすくなる
  2. マティッチ自身も自分で持ち上がって攻撃に参加したりしています。そのタイミングでロストしてしまうとスピードがあるわけではないので被カウンター時には相手に引き離されます。そうなってしまうとトランジション(この場合にはネガトラですが)が基本遅いユナイテッドだいたいチャンスを作られる。

が主な理由だと思います。全部がこの2人のせいだとは思いませんが、2ボランチとして試合に出てる以上彼らの責任は重いです。しかも今のユナイテッドの監督はモウリーニョです。彼のサッカーの大事ことは「いかに失点をしないか」だと思っています。この思想において今の状況はよろしくないです。(モウリーニョが何も仕込まないのもアレですが…)守備が安定しないと安定したいい攻撃も生まれません。

ポグバを攻撃に専念(もちろん守備もしてもらいますが)させるためにも3センターにするのがいいでしょうね。

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ポグバの相方には守備ができ得点力がある選手が望ましいです。例を挙げるならバイエルンビダルやローマのナインゴラン、ラツィオのミリンコビッチ=サビッチあたりでしょうか。サビッチは実際に狙っているようですし。今のユナイテッドだとエレーラになります。リンガード調子いいですけど守備となるとやはりエレーラの方がいいと思います。この3人は4-3-3を想定した場合のメンバーです。

 

改善点②CB

CBの改善(または成長)はしてほしいですね。(バイリーという絶対的なファーストチョイスが怪我で長期離脱してるのもありますが)スモーリング、PJというプレミアの経験が長くフィジカルに秀でていて跳ね返すことが得意な2人がモウリーニョの中では現在のファーストチョイスでしょう。しかしこの2人はビルドアップを苦手としているのでCBからのいい縦パスが出ません。そのせいでポグバ、マタなんかが下がってきちゃうのはもったいないのでしっかりCBも攻撃に参加できるようになって欲しいです。バイリーは問題なくできます。ロホとリンデロフは得意ですね。ただこの2人はいかんせん守備が安定しないのであまり出場機会に恵まれていません(ロホは長期離脱明け、リンデロフはプレミアの適応に苦戦していたというのもありますが)。なのでバイリーが復帰してリンデロフかロホの守備が安定してくれるのが1番いいのですがどうなるでしょうね。PJは多少ビルドアップを頑張るようにはなってると思います。スモーリングは改善する気はなさそうです……。僕の心象だとビルドアップの能力はリンデロフ>(調子がいい時の)ロホ>バイリー>>>>>PJ>スモーリングって感じです。

 

改善点③ルカク

最後の問題、ルカクです。加入当初こそ調子がよくゴールを量産していましたが、シーズンが進むにつれ調子を落としていってます。やはり疲労が大きいのかな。ルカクは今までヨーロッパのコンペティションありでシーズンを戦ったことが1度のみ(それも14-15シーズン)なので週2回試合があるというのに慣れていないというのもあると思います。その状況下でフル出場の連続。実際12月末までの試合でルカク完全にお休みしたのがカラバオカップのバートン戦と年末のPLのサウサンプトン戦の2試合のみのはずです。カウンターの際前線で1人で体張ってますしそりゃ疲れますわ。解決方法としては

  • ルカクの控え(モウリーニョが信頼できる選手)の獲得                  モウリーニョが以前、会見で「ルカクには休みが必要だ、しかし彼を休ませるわけにはいかない」と発言していました。つまりは彼の代わりとして出るCF(マルシアルとラッシュフォード)にそこまで信頼を置けていないわけです。なのでモリーニョが信頼して先発起用できる選手の獲得が案1です。基本的な扱いが控えになるので誰か新しい選手を連れてくるとなると難しいですね。思い浮かぶのはやはりチチャリートでしょうか。モウリーニョもチチャのことをインタビューでとても高く評価している(くっそ意訳)みたいなこと言ってましたね。しかし、先日のプレスカンファレンスで前線の選手の獲得は無いと言っていました。これが本当ならこの解決方法は期待できませんね。
  • ルカクの近くに誰かを置く(ツートップの採用)                                                  これが1番いいと思います。ツートップにすることでのルカクにかかる負担の軽減。多分ファーストチョイスはサンチェスでしょう。

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ツートップにすればラッシュフォードもマルシアルも本来のポジションで使ってあげることができます。サンチェス残してルカク休ませる、逆にルカク残してサンチェス休ませるみたいなこともできるのでいいと思うんです。人数もいるわけですしね。

 

以上の改善点①と③を両方実現させるとなると4-4-2の中盤ダイアモンドの形を推します。

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こんな感じ。こうすれば調子のいいリンガードを本職の位置で使うこともできます。ただ不安がないわけではないです。このフォーメーションは大外のレーンに配置される選手がSBだけになるで両SBにかかる負担がとても大きいです。バレンシアもヤングもいい年齢ですし怪我が少なくないので。あとは3センターでマティッチがどれだけやれるのかが未知数。

マイナス面を書きましたがプラス面の方が大きいと思っているのでこのフォーメーションにしてほしいです。

 

~補強~

お次は補強。フォーメーションが上記の4-4-2だと仮定してお話しします。

まず18年の夏に誰がいなくなる(いなくなりそうな)のか

 

  • イブラヒモビッチ→流石にもういないでしょうw
  • フェライニモウリーニョは契約延長を望んでますが、本人が出番を求めて出ていきたがっています。契約が夏で切れるのでこのままだとフリーに。
  • キャリック→今シーズン限りで引退し、コーチ陣に加わる予定です。
  • エレーラ→1年の契約延長のオプションを使うという噂もありますが、どうなるか不明。このままだとフェライニ同様に夏にフリーに。
  • ショー→最近の活躍によりLSBの新戦力獲得に待ったをかけることができました。あとは継続するだけなのですがショーも夏でフリーになります。延長して欲しいです。
  • ヤング→皆大好きヤングさん。夏にフリーになります。多分ショーと共に延長すると思いますが一応。
  • ブリント→出ていくでしょう。最近は出番がめっきり減りました。夏にフリーになる1人
  • ダルミアン→契約は19年の夏までありますが、出番の少なさから移籍の噂が耐えません。ローマやユベントスなどイタリアの強豪から狙われているとか。
  • ロホorスモーリングorジョーンズ→モウリーニョがアカデミー出身のトゥアンゼベを高く評価しているため、もしかするとトゥアンゼべが1軍に入り誰かが出ていくかも?3人とも19年夏に契約満了

 

こんなもんですかね。ショー、ヤング、エレーラ辺りは延長すると思うんですよ。この3人も抜けると補強人数を更に増やさなければならなくなってしまうので。CB3人衆は予想が現時点ではできない(トゥアンゼベのローン先での活躍次第なところもあるので)ため小さく書いてます。残る前提で話しを進めていきます。

 

これが今

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これがイブラ、フェライニキャリック、ダルミアン、ブリントが抜けた場合

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フォーメーションが違うのでわかりにくいかもしれないですが、まぁ心もとないスカッドですよね。これにローンしていた選手が戻ってきます。その戻ってきた選手の中でもモウリーニョがファーストチームに残しそうなメンツを加えると以下のようになります。

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A・ペレイラとメンサーとトゥアンゼベ。ウィルソンはローン先とプレシーズンでアピールできないと移籍することになるでしょう(個人的に好きなので頑張ってほしいです)。ミッチェルは守備がよくなればチャンス得られる可能性も。ヤングとショーは守備苦手ですし。今のままだと厳しい。ジョンストンは……無理でしょうね…デヘアとロメロいますし…

 

上の画像を見てわかる通り1番補強が必要なところは中盤ですね。

 

  • アンカー             マティッチの調子が上向かない場合はアンカー2枚取りしてほしいです。最近名前が挙がっているのがナポリジョルジーニョアンデルレヒトのデンドンカー、ドルトムントのヴァイグル、モナコファビーニョくらい。僕はデンドンカーとファビーニョがいいと思ってます。デンドンカーは2.5列目、ファビーニョはRSBもできるというのが主な理由です
  • 2.5列目              ここも質と量が足りてないですね。噂があるのはラツィオのセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ、ニースのセリ、シャフタールフレッジ、マドリーのコバチッチやクロースの噂もありましたっけ。後ろ2人はまずないでしょうけど(笑)サビッチは是非とも欲しいです。あと個人的に狙ってもいいかなと思うのがバルサアンドレ・ゴメスとアヤックスのツィエク。ツィエクはフィジカル面が特に不安ですが多分安価。
  • サイドバック          ショーの状態が上向きモウリーニョが使い始めたのでLSBの獲得はしなくてもいいかなと思っていたのですが、ちょっと必要なのではないかと思い始めました。というのもここ2試合リーグでのバーンリー戦とトッテナム戦でのヤングの守備があまりにもお粗末だったと感じたからです。ちゃんとショーとローテーションして使われていたので、1週間前の試合との間隔もあり、疲れているということもないでしょう。確かにヤングは元ウインガーなので守備がそこまで得意ではないかもしれませんが、もっとやれていた試合を沢山見ているのであのパフォーマンスが納得いきませんでした。ここままならここも補強必須ポイントにした方がいいでしょう。      

 

もしかしたら前線ではゴメスやチョンといったアカデミーの期待の若手が使われるかもしれないですね。個人的に推してるアカデミーの子はU-23のインディ・ブーネン(ベルギー)とU-18のディーラン・レヴィット(ウェールズ)です。ブーネンは攻撃的な中盤の選手、レヴィットは中盤の底の選手です。

 

以上が今の私がユナイテッドについて思っていること&こうなって欲しいという願望です。今回も最後までお読みくださりありがとうございました。

 

次回の更新はCL敗退したらかリーグが終わった時になると思います。

 

では、また。